はじめに
尾道三部作、中でもこの「時をかける少女」と「さびしんぼう」は大好きな映画でした。好きが高じて尾道と竹原にロケ地巡りに行ってきた時の様子を記します。
まずは、どれくらいの時間がかかるのか?私は1泊2日で廻りました。
正確には1日プラス半日あれば、ほとんどのロケ地を見てまわることが出来ます。
「さびしんぼう」のロケ地だけなら1日。
「時をかける少女」のロケ地だけでも1日あれば充分なのですが、
「さびしんぼう」の場合、ヒロキと百合子が自転車を押しながら歩いたみかん畑の道へ行くには、海を渡って向島まで行かなければなりませんし、「時かけ」の場合、尾道だけではなく竹原にも行かなくてはなりません。
この辺がネックとなって、「さびしんぼう」と「時かけ」両方のロケ地を廻るのは1日だけでは少し時間が足りません。余裕を持って見て回りたいのであれば、1泊2日くらいの旅程が必要だと思います。
次に交通手段ですが、私は車で行きましたが、電車でもOKです。前述しましたみかん畑だけは車がないとちょっと難しいのですが・・・。
尾道なら尾道駅、竹原なら竹原駅を起点にしても全てのロケ地が徒歩圏内です。
私は車で現地までは行きましたが、ロケ地を巡ったのはすべて徒歩です。
はっきり言いまして、車で各ロケ地を巡るのは不可能です。
尾道は道が複雑ですし、ほとんどのロケ地が車が侵入不可な細い道を通らなければ行けません。
竹原にも尾道にも安価な市営駐車場がそこかしこに点在しています。
そこに車を停めて、徒歩で廻るのがいいでしょう。
私はというと・・・尾道イオン(旧サティ)に停めました。
もちろん、ちゃんとイオンで買い物もしましたよ。
千光寺山頂にも駐車場がありますが土日だとすぐに満車になりますね。
一番安心なのは、やはり市街地の駐車場だと思います。
そして、ロケ地巡りをするにあたって地図が必要なのですが、私は地図を持って行きませんでした。過去にロケ地を廻ったブロガーさん達が駅の観光案内所でロケ地マップをもらったという記述を読んで、行ってみたのですがロケ地マップは置いてなかったです。
なので、Pocket WiFiを使ってiPadで地図検索をしながら廻りました。
竹原(町並み保存地区)
・駐車場
私は車で向かいましたので、まずは駐車場の確保です。一番の目印「西方寺」をナビで検索し、周辺の駐車場を検索かけたところ一番近い駐車場が新町観光駐車場でした。
ガラガラです。私の車以外に1台も停まってません。
・駐車場利用について
1時間まで100円となってます。この町並み保存地区を隅々まで見渡しても、まず1時間はかからないと思います。食事したりお茶を飲んだりしたら別ですが、私は感慨深くゆっくりロケ地を巡っても1時間以内、100円で済みました。
・150m
なんといっても駐車場から150mですから、歩き回るというほどのものではないです。
・案内図
駐車場の横の道を、地図の上の方に向かいます
・駐車場の横から見た眺め
この道をまっすぐに進むと突き当たりになるのですが、突き当たって左手を見ると・・・
・堀川醤油店
そこには堀川醤油店が・・・。
言わずと知れた吾郎ちゃん家ですが
あっけなく、ホントあっけなく辿り着きました。
・お好み焼き屋
白い壁の建物はお好み焼き屋になってます。
・正面
正面から見た図。
映画では幾度となく見られたシーンですよね。
そして、この場所から後ろを振り返ると、そこは・・・
・西方寺へと向かう階段
西方寺へと向かう階段です。
思わず息を呑む景色です。
和子が何度もこの階段をかけ降りていきましたよね。
・西方寺へ向かう前に
このまま西方寺へと登っていきたい衝動に駆られましたが、グッと我慢。
その前に、この道の先に小さく見える・・・
・胡堂
胡堂です。
・胡堂側面
こちら側からのシーンもありましたね。
瓦が落ちてきたり、自転車に轢かれそうになったり・・・
ここも映画では何度も出てきました
・江戸情緒
さて、元きた道を引き返します。
この町並み保存地区、本当に江戸の情緒を現代に残しています。
歩いてて気持ちがいいです。
・西方寺
左手には西方寺も見えます。
次は西方寺の境内に入ります。
・西方寺へと向かう階段
胡堂から戻りまして
再び西方寺の階段の下です。
この階段を登ります。
・山門
近くで見ると立派な山門です。
山門をくぐり右手に進むと・・・
・階段
お坊さんが掃除をしていた階段ですね。
・普明閣
普明閣が見えてきました。
この普明閣の下が・・・
・ラストシーン
映画のラストシーン。
和子が駆けてくる場所です。
・反対側
先程の写真を反対側から撮った写真。
原田知世さんの目には、こんな景色が映ってたんですね。
・階段
ここも何度も出てきました。
和子が登下校で歩いた道です。
・山門
山門から見下ろした写真。
堀川醤油店が目の前です。
・階段
和子がこの階段を駆け降りていきました。
これで「町並み保存地区」のロケ地巡りは終わりです。日乃出堂も探してみたんですが近くまで行ったことは行ったのですが、どれが日乃出堂だか分かりませんでした。
先述しましたように、全部を見て回っても1時間かかりません。
ほんの数百メートルの範囲内に全てのロケ地があるので、迷うこともありませんでした。
尾道
日比崎中学校・竜王山
竹原を後にして尾道へと向かいましたが、竹原から尾道市街までは車で1時間弱といったところでしょうか。
まずは映画のオープニングと同じシーンから・・・
ヒロキがカメラを持って眺めていた竜王山へと向かいます。
・交差点
国道184号線、イオンの目の前にある交差点。道の向こうに日比崎小学校が見えます。その横の坂道を登っていきます。
途中、道がなくなるのでグラウンドの中を通ったり・・・
・路地
先に、ロケ地を車で廻るのは不可と書きましたが、尾道の町中はこんな感じの路地ばかりです。おまけに、坂道だらけです。
「尾道」は「坂道」に改名した方がいいんじゃないか?と思うくらい坂道ばかりで平坦な道は皆無です。ロケ地巡りにはかなりの体力を要します。
・日比崎中学校
日比崎中学校です。
映画では百合子が通っていた明海女子高校ですね。
竜王山へ向かうには、この写真の奥の青い屋根の体育館の方へ向かいます。元来た道を引き返すように、右手へ回って・・・
・体育館
体育館の裏手の道へと向かいます。
・曲がり角
そしてこの道の途中の曲がり角
・右へ
ここを右へと曲がります。
・道なり
あとは道なりに進み、突き当たりを左へ折れると・・・
・登山道
竜王山へと向かう登山道です。
・坂道
結構な急勾配の坂道です。
映画の撮影クルーは機材を担いでこの登坂はかなりキツかったと思われます。
そしてこの先のカーブを曲がると
・登山口
竜王山の登山口です。
何度も映画で出てきたシーンですね。
そして、ここから振り返るとそこには・・・
・日比崎中学校
すみません、カメラがヘボすぎて、こんなもんです。遠くに西願寺が見えてるのですが・・・
実際に現地に行って、肉眼で見ると
思わず声が出る景色です。
映画のあのシーンと何ら変わらない町並みがそこには佇んでいます。
・西願寺
映画と同じようにカメラをズーム(10倍)してみると西願寺が見えます。
今にも原付に乗った小林稔侍さんが
フレームインしてきそうな感じがします。
・拡大
2枚前の写真を映画のようにズームしてみます。
・・・が、盗撮してるみたいなのでこれくらいでやめておきます。
・登山道
登山道をさらに登ります。
・急坂
この山道も結構急な坂道です。
・霊場
竜王山の霊場。
霊場というと何やら怖い気もしますが、私は一人で行きましたが、あまり怖いという感じはしませんでした。
・霊廟
ヒロキと友人たちがここに腰掛けていましたね。
実際に見るとこんな高い所から飛び降りるなんて・・・と思えるほどの高さです。
・尾道の町並み
奥には尾道水道も見えて尾道の町並みが一望できます。
さて下山です。
来た道を引き返し再び日比崎中学校の正門の方へと向かいます。
・正門前
ここからでも竜王山の登山口が見えますね。
で、ここから西願寺への道のりなんですが、難しいです。細い入り組んだ道をくねくねと歩きます。
・西願寺
歩いてると西願寺は見えてますので、その方面へと歩くのみです。
・細い道
日比崎中学校から西願寺へはこのような細い道もあります。でも距離的にはそんな遠くありません。10分も歩けば着く距離です。
・階段
西願寺へと伸びる階段。
この階段を登りきれば、さびしんぼうの聖地とも言える西願寺・・・
西願寺
・階段
日比崎中学校から歩くこと約10分、西願寺に着きました。
さびしんぼうの聖地ですね。
この角度からのシーンが映画の中で何度もありました。
・階段正面
この階段、ため息しか出ない・・・
感無量です。
・竜王山
竜王山から西願寺が見えたということは、西願寺からも竜王山が見えるということですね。
・拡大
ズームにしてみると登山口の石塔がはっきり見えました。
・西願寺の横道
境内に入る前に西願寺の横手にある細い道。
ヒロキがこの道を下りてきました。
・小路
百合子が自転車で通り過ぎていった道。
・小路
百合子の自転車のチェーンをヒロキが直してた所。いずれも西願寺の前の道を、数十メートル下った場所にあります。
・西願寺
さて、いよいよ境内へ。
正面からの西願寺。
映画で見たまんまですね。
・境内中
ここも
・境内中
ここも
・境内中
ここも・・・
・鐘
ドタバタ劇を演じた鐘もそのまんまです。
・鐘の奥
鐘の奥は墓地になってます。
・墓碑
「さびしんぼう」で美術を努めた薩谷さんもここに眠ります。
・町並み
西願寺から見た尾道の町並み。
・町並み
なんとも風情があります。
・鐘
夕方5時の鐘を突きに住職が出てこられました。
・西願寺の鐘の音
尾道に響き渡る鐘の音・・・
なんともノスタルジックな気持ちになります。
この後、住職さんのご厚意で寺の中にお邪魔させていただきました。
撮影裏話も聞かせて頂き胸の高鳴りを抑えきれませんでした。
福本渡船
・尾道駅
尾道駅南口、海側から山側を撮った写真ですが、振り向けばすぐそこに海が見えます。
海岸沿いは遊歩道になっていって
ものの数分も歩けば・・・
・遊歩道
見えてきましたよ。
・着岸
今まさに船が着岸しようとしているところです。
・福本渡船
福本渡船ですね。
さすがに、この辺は映画で見た光景とはずいぶん違ってる印象でした。
26年も経ってるわけですから当然といえば当然なんですが・・・。
・料金表
料金表です。
日常の交通手段となってますから安いですね。
料金の支払い方法ですが、券売機みたいなのもないし、岸には係員みたいな人もいなくて、どうやって払えばいいのかドキドキしましたが、車の場合だと乗船したらおじさんが徴収しに来ます。また乗船も下船も係員のおじさんが誘導してくれるので
戸惑うことは一切ありません。
徒歩や自転車の場合、向こう岸におばちゃんがいて、そのおばちゃんに払えばOKです
・離岸
離岸しました。
私は徒歩と車で都合2回この福本渡船に乗りました。
・千光寺山
千光寺山が見えます。
本当に美しい景色です。
・着岸
2,3分で向島に着きます。
乗ったと思ったらもう下船です。
・離岸
そして、あっという間にまた向島を離れ尾道へと引き返します。
どうなんでしょう?上下船の時間を含めても往復10分くらいでしょうか?
着いては離れ、着いては離れを繰り返してます。
・尾道水道
この写真を見ても分かるように、尾道水道は幅は2,3百メートルほどしかありません。
もし乗り遅れたとしても、またすぐに船はやってきますので焦ることはありません。
良神社・タイル小路
・中央商店街
福本渡船がある海沿いの道の1本北の道が、中央商店街です。
古きよき昭和を感じさせる商店街です。
さて、ここからは「さびしんぼう」から少し離れ「時かけ」の舞台へ・・・。
山陽本線沿いに走る国道2号線を東へ千光寺山ロープウェイの山麓駅に向かいます。
看板があるので迷うことはないと思いますが2号線を左折すると、すぐに山麓駅があります。
駅から左側の道を進むと、すぐそこに現れるのが・・・
・良神社
良神社です。
写真上に金網が張ってありますが、このすぐ上を千光寺山頂と結ぶロープウェイが通ってます。
・社殿
良神社の社殿。
子供の頃の和子と両親がお参りしてました。
・大楠
大楠。
幼い頃の和子は、この辺で消えたのでしょうか
・金山彦神社
その様子を現代の和子が見ていた金山彦神社。
・路地
土曜日の実験室を念じた後の回想シーン。良神社の横の路地です。
・梶山時計店
良神社からさらに東へ向かい県道363号線、長江通りにぶつかります。
長江通りを北へ進むとすぐにあるのが(ホントすぐです)梶山時計店。
・標識
梶山時計店から十数メートル、数軒ほど北へ進むと右折する道があるので、右へ進み20〜30mほど進むとこんな標識が埋め込まれてます。
以前は「タイル小路→」と刻まれていたものが消されています。
・タイル小路
タイルは撤去されたと聞いた覚えがあるのですが、所々まだ残ってるんですね。
・残ってるタイル
地元住民の方々の迷惑にならないよう静かに歩きましたが・・・
そういう問題だけではないんでしょうね。
非常に残念なことですが・・・
深町家他
・山城戸通り
タイル小路のあとは再び長江通りに戻り、しばらく北に向かって進んで行き、山城戸通りを左へ曲がります。
そこから2,3分も歩けば・・・
・深町家
深町君の家なのですが・・・
・深町家
格子越しに覗いてみましたが・・・
・深町家
面影は残ってるんですけどね。
・外観
トタンや板で打ち付けられ、外からは中の様子が見えないようになってます。
・路地
深町君の家の前の通りをさらに先に進んでいくと
・竹やぶ
竹やぶらしきものはありますが、竹は伐採されたと聞いてたので、モモクリ3年♪を歌いながら通学してた道は見つけられませんでした。
・長江通り
再び長江通りに戻り、しばらく北へ向かって歩き、この建物の手前の道を左折します。
・井戸
2〜3分も歩けば、このような井戸が見えてくるので、ここを右へ曲がります。
・階段
曲がってすぐのところに見えるのがこの階段。
和子の家へと続く階段ですね。
実際の和子の家は別の場所にあるので、次はそちらへ向かいます。
和子の家他
・長江小学校
再び長江通りへ戻り、北へ向かって歩くとすぐに(ホントすぐです)
右手にあるのが、長江小学校。
・グラウンド
焼却炉はありませんでした。
でも映画の雰囲気そのままです。
・階段
登下校で歩いていた階段もそのままです。
さて「時かけ」を一旦離れ、次は「さびしんぼう」のロケ地へ
・尾道北高校
長江通りを再び北上します。
10分以上は歩くと思いますが、千光寺公園へと続く左折する道があるので、左へ曲がってしばらく歩くと尾道北高校があります。
・校舎
ヒロキが通っていた高校ですね。
長江周辺のロケ地はこのあたりまでで、また国道2号線まで戻らなきゃいけないのですが、結構な距離がありますし、ただ戻るのでは勿体無いので、そのまま千光寺公園に行き、ロープウェーで戻るというのも1つの手かもしれません。
「さびしんぼう」からまた「時かけ」へ、次は和子の家へと向かいます。
徒歩でもロープウェーでもどちらでもいいのですが、国道2号線へと戻り、東へ進みます。5分も歩かないうちに左手に西国寺へ向かう道がありますから左折します。
・西国寺
そこから2〜3分も歩けば西国寺の入り口ですが、そのほんのすぐ手前の左側・・・
・路地
こんな細い路地みたいな道があるのですが、ここを登っていくと・・・
・和子の家
見えてきました、和子の家です。
西国寺の入り口からは20〜30mくらいだと思います。
・外観
路地が狭いのでなかなか全景が写せませんが・・・
・拡大
ズームにするとこんな感じ。
尾道の町中では浮いてるような洋館でした。
みかん畑他
西国寺を出て、次は西へ向かいます。国道2号線を尾道駅を通りすぎてしばらく行くと
国道184号線にぶつかるので、その道を北上。数分も歩けば山陽本線の高架橋があるのですが、その下が・・・
・栗原川
ヒロキと百合子が自転車を押しながら歩いた道です。
・川沿いの道
栗原川沿いの道ですが海はすぐそこです。
なるほど、ここから福本渡船まで歩いて船に乗って、という設定なんですね。
で、船に乗って百合子が帰る先が
みかん畑の道なんですが・・・
みかん畑へ行くには向島に渡らなければいけません。ここからは徒歩では難しいですね
私は福本渡船に車で乗って行きました。
向島に着くと、とにかく県道377号線をひたすら西へ島の最西端を目指します。
島の端まで行くと左折今度は布刈鼻を目指します。途中、赤い鉄橋が見えますので、その橋をくぐると、1kmもありません。
・看板
ちょっと分かりにくいですが、このような看板が立ってますので、ここを左に曲がって登って行くと
・みかん畑の道
・拡大
ズームにするとこんな感じ
・みかん畑の道
ここは時間があれば歩きたかったです。ヒロキと百合子の目線で・・・
最後に・・・
尾道に行ったなら、是非食べていただきたいのが尾道ラーメン。写真を撮ったはずなんですが行方不明です(汗)。とっても美味しかったですよ。
尾道は「さびしんぼう」や「時をかける少女」以外にも数々の映画のロケ地になってますし、テレビでも近いところでは最近までNHKで放映されていた「てっぱん」の舞台にもなりました。そういった所を回るのもいいと思います。
あとは・・・古寺めぐり。ホント、イヤっていうほどお寺がありますから、それを目当てにやってくる観光客も多いです。御朱印巡りですかね。年を取って、お寺に興味を持つようになったら私も行ってみたいものです。
そして、是非行ってもらいたいのが千光寺山山頂。尾道の町並みが一望できます。
・千光寺山から東側
山頂から東側を望んだ眺望。
遠くにしまなみ海道が見えますね。
・西側
これは同じく山頂から西側を望んだ眺望。
遠くに西願寺が見えます。
・拡大
ズームにしてみました。
分かりますかね?
・尾道水道
尾道水道が本当に美しいです。
福本渡船も見えてます。
・接岸中
ズームにしてみました。
ちょうど向島に接岸中ですね。
尾道は本当にいい町です。
「さびしんぼう」の冒頭でヒロキが
「尾道の町は初めて見る人でもなぜか懐かしいと言う」
と言ってるように、懐かしさを感じノスタルジックな気分になります。
社交辞令でもなんでもなく、心からもう一度行ってみたいと思える町、それが尾道です。