2025彩の国トライアスロン参戦記

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今年も彩の国トライアスロンに参加してきました。例年とは違い今年はBタイプにエントリーしました。当ブログ読者ならご存知のように、今シーズンは体調不良を連発。とても最高のパフォーマンスを発揮できるような体調ではなく、加えて来週には福山かわまちトライアスロンが控えてるので、なるべく疲労を残さないように短いBタイプにしました。


レース前日まで

先々週に気管支炎を発症し発熱もありました。治りが遅かったので一時はDNSも覚悟しましたが、レース週の木曜にはわりと症状も治まってきたのでバイクとランで刺激入れ、その疲労を金曜土曜で抜いてレースに臨みました。

結果を求めるためにエントリーしたレースではありません。今シーズンの本命レースは6月29日のLAKE BIWAトライアスロン。その練習を兼ねてますし、来週末にエントリーしてる福山かわまちトライアスロンのリハーサルの意味合いも込められてます。

体調が万全でなかったことが逆にリラックス出来ましたし、またリラックスしたせいでやらかしなどもあったんですが、そのへんも綴っていきます。



レース当日朝

4時起床、窓の外を見てみると道路は濡れてる。でも渡良瀬ならコースに水溜りとかはなさそう。4時50分に家を出て、コンビニに寄って朝食を調達、会場には6時15分頃着。もう駐車場は満車に近く皆さん集まりが早いなという印象。ただ駐車に困るということはなく、ポツポツ空いてるスペースもあるので6時15分着でも大丈夫ですが、理想は6時ジャストくらいの到着でしょうか。


淡々と準備して受付してチームメンバーとも遭遇して健闘を誓い合いました。
ここまでは順調だったんですが、ここからバタバタ。

遡ることレース前々日の金曜日、ウェットスーツの上がないことが発覚しました。一年ぶりのレースだし、ウェットをどこにやったかなんて覚えてるはずもなく・・・しょうがないのでAmazonで翌日に届く3千円のウェットを購入、本番はこれで臨みました。

で、そのウェットを着てさぁスタート地点へ行こうかとしたところ便意が・・・。え?今?我慢しようと思えば出来なくもないけど、これ確実にレース中にまたもよおしそう。またウェット脱いで用を足し終えたらもう駐車場には誰もいない。

慌ててまたウェット着て車のキーを預けてアンクルバンドを取りに行ったらもう皆さん整列済み。試泳することも出来ず、仕方なく最後尾に並ぶと耳栓と鼻栓を忘れたことに気づく。

耳栓はともかく鼻栓がないのは致命的。塩素アレルギーな私はいつもプールでは耳栓と鼻栓を付けてますが、湖なので塩素はないにしても鼻の粘膜がとても弱いので、スイム後は鼻水じゅるじゅるが容易に予想できましたし、実際そうなりました。

バイク用のメトロノームを忘れました。ランとバイクはいつもメトロノームのクリック音を聞きながら走ってるのでないと不安です。そして不安は的中し、バイクのケイデンスはかなり低いものとなってしまいました。

クレジットカードを失くしました。書けば長くなるので割愛しますが、幸いレース後に本部テントで落とし物ととして届けられてたんですが、タッチ決済出来るカードなのであのまま失くしたままだと今思い返しても怖いです。

とまぁ、精神的に不安定なままでレース開始です。




スイム

相変わらず整列からスイムスタートまでの時間が長い。7時30分に並んでスタートが7時52分だったので、22分の待機時間。なにもすることがなくただボケーっと立ってるだけ。

そして10秒ごとのローリングスタート。気温水温が低いし、スタート前のドタバタで心拍が100bpm以上もあるので恐れてはいましたが、案の定今年も過呼吸になってしまいました。去年のようにライフガードのお世話になるほど酷いものではありませんでしたが、もうフツーに泳いでられない。休憩したり背泳ぎしたり平泳ぎしたりして1周目のタイムが17分。

2周目には呼吸は落ち着いてきましたが、今月は全然泳げてないし、直前の2週間で1回も泳げなかったことが響いて、もう泳ぐこと自体がツラい。スイム苦手な私はいつもツラいですが、今回もやっぱりツラかったです。


まぁあれだけ止まってればタイムはこんなもんでしょう。昨年のワースト1に次ぐワースト2の記録となりました。なんかスイムは年々遅くなってるような気がする。元々が遅いのにさらに遅くなってはどうしようもありませんね。

っていうか、歳を取るにつれて水温含め気温の寒暖差に弱くなってると感じる。40代まではどちらかと言うと暑さにも寒さにも強い方だったのに、50代になってからめっきり弱くなった。何か対処法を考えないといけない時期に来てるのかもしれません。

水温は少し低いと感じましたが、冷たいとまでは感じず、水質はまぁいつもどおりの遊水地レベル。かろうじて伸ばした手先は見えます。

ちなみに3千円のAmazonウェットは何の問題もありませんでした。また水温が低い時には着たいと思います。


スイムを終えてT1。頭がクラクラして目の焦点が合わない。ぐるぐるバットをした後のような感じで、地に足が付かず尻もちをついてへたりこんでしまった。加えて前ももが筋肉痛でちょっとでも曲げると攣ってしまう。しょうがないのでラックの前にしゃがみ込んで体が正常に戻るまで待っていた。

私はトランジションは丁寧に足を拭いたり休憩したりするのでいつも遅い方だし、去年も3分41秒かかってますが、今年はさらに遅い5分46秒!
彩の国はスイムアップ後、目の前がトランジションエリアなので2分台は十分可能だし、早い人なら2分を切ってくるのに5分46秒もかかるなんて・・・。ロングならまだしもショートディスタンスでこのタイムは致命的ですね。



バイク

結果から先に言いますと平均スピード37.5km/hで平均パワーは206Wでした。
去年はAタイプで今年より距離が長かったのに38.2km/hで225Wだったので、分かってたことではありますが去年より走力は落ちてます。目標は220Wだったんですが、遠く及びませんでした。

南風が吹いてたので北向きに進路を取ってる時は40km/hくらい出てたんですが、南向きの時は35km/hも出ませんでした。

バイクの敗因はケイデンス。今回メトロノームを忘れて自分なりには高めのケイデンスで回す意識は持ってたんですが、平均75rpmでした。通常の練習時は90rpmで回してるので75rpmは遅すぎですね。


バイクを終えてT2のタイムは2分03秒。去年が1分31秒だったのでやっぱり今年はトランジションタイムも遅い。


ラン

ランはまだ気管支炎の後遺症が残ってて全然ペースを上げられませんでした。大失速をかました去年ですら4分46秒/kmで走れてたのに今年は5分07秒/km。ひどい咳込みはなかったものの終盤にちょっと咳き込みがあり、終始息苦しくてキツかったです。


終盤めっちゃタレてますね。まぁ呼吸が苦しくてペースを保てなかったのもありますが、気持ちが切れてました。練習レースだし、ここまでいいところもないし、ランで頑張っても・・・みたいな考えがあったように思います。数日前のブログで「ワンチャンキロ4分30秒で巡航出来るかも・・・」って書いてたのが恥ずかしい。

まぁでもランを頑張らなかったおかげで疲労は少なく済んだはずだし、来週の福山でそれが奏功してくれればなという気持ちもありますね。


レース後



レース後はチームメンバーの応援で写真撮ったり動画撮ったり・・・。Xで交流のあるマコトさんを見つけられたので応援できたのは良かったです。想像してた以上にナイスガイでイケメンでした笑。レース後に握手を交わせたのも嬉しかったですね。一緒に写真を撮らなかったことが悔やまれます。

また私が応援してる最中に「ポジさんですか?」とノリさんが声をかけてくれました。ノリさんは私と同じ心房細動の手術をした病気仲間。声をかけてもらえたのは本当に嬉しかったです。最近の心臓の状況を語り合えたり、動画も撮ってもらえましたし、ノリさんもナイスガイでした。ここも写真を撮らなかったことが悔やまれます。


総じて・・・レースの結果は芳しくなかったですけど、出て良かったです。この記録に決して満足はしてませんが、納得はしています。今シーズンの練習量の少なさ、直前の体調不良を鑑みるとこの辺が関の山でしょう。

チームメイトとも語り合えましたし、ジャッカルさんからは貴重な情報も沢山もらえましたし、マコトさんやノリさんとも知り合うことが出来ました。

彩の国はホント好きなレースだし、プラス人間関係でも収穫を得ましたので大満足ですね。来年もまた出たいです。

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