急なバッテリー上がり、困りますよね。また上がってなくてもエンジンのかかりが悪くなってたり、アイドリングストップしなくなったりした場合はバッテリーの機能が低下しています。
バッテリーを交換したい、または充電したいと思っても、やり方がわからない。そもそもバッテーリーがどこにあるかも分からない。そんな人のためにバッテリー充電器を用いた充電の仕方をご紹介。
ハイゼットカーゴの場合
ハイゼットカーゴのバッテリー位置
私の乗るハイゼットカーゴ(EBD-S331V)です。最近アイドリングストップしなくなったので、バッテリーの充電をします。ハイゼットカーゴはボンネットを開けてもバッテリーはありません。バッテリーのある場所は運転席の下になります。
運転席側のドアを開けるとシートの下に少し膨らんでる箇所があります。そこをめくってみますと・・・
このような鉄のフックがあります。まずはこれを外します。フックはこの1つだけでなく、もう1つあります。運転席に座った時、ちょうど左脚の腿がくる下にあります。
ここですね。ここをめくってフックを解除します。すると運転席の下の部分を開けることが出来ます。
運転席を上に開けた時の状態です。ここの一番手前にバッテリーがあります。
ズームにしてみました。ハイゼットカーゴのバッテリーがある場所はここです。黒のマイナス端子にキャップはありませんが、プラス端子には赤いキャップでカバーされてます。
黒の方はそのままクリップを挟み、赤の方はカバーをめくってクリップを挟むと充電準備完了です。
クリップを挟んでから充電器のコンセントを差し込み電源を入れます。
充電の仕方
BAL(大橋産業)の充電器
以前は違うメーカーの充電器を使ってたんですが、今はBAL(大橋産業)のNo.2701というオールマイティ全自動充電器を使ってます。その名のごとく、簡単お手軽に充電できますので気に入ってます。
今は後継機種「No.2708」が出てますね。私はトラックにも乗ってまして12V/24Vの充電器が必要だったのでこれにしましたが、普通車にだけ乗るのであれば12V対応「No.2707」で充分でしょう。
この充電器の何がいいって、本当にお手軽で使い方が簡単なんです。パッケージにも記載されてますが
1.バッテリーに接続
2.コンセントに差し込む
3.選択ボタンを押す
たった3つだけの手順で充電することが出来ます。
1.ターミナルを外さなくても充電できる
2.プラスとマイナスを逆につないでも保護機能が働く
3.充電終了後、繋いだままでも過充電の心配がない
4.アイドリングストップ車バッテリー対応
5.12V/24V対応機器だと電圧を自動認識
バッテリー端子にクリップを挟み、コンセントに差し込むと電源が入ります。ON/OFFスイッチはありません。ここで不具合がありますと「バッテリー確認」ランプが点灯しますし、赤と黒を逆に繋いでいると「端子逆接続」のランプが点灯します。その場合は正しく接続し直して下さい。
次に選択ボタンで電流(A)を変更します。私のは軽自動車のなので「2A」です。パネルの表示も「2A」になってますね。
私のハイゼットはアイドリングストップ車なので「iSS」ボタンを押します。これだけで充電が開始されます。
充電中の動画です(ほぼ無音です)。
容量(%)➡電圧(V)➡電流(A)の順にディスプレイの表示が変わって行きます。
「H70」:容量が70%
「13.2」:電圧が13.2V
「2A」からすぐに「1.3」に変わりますが、電流が1.3A流れてるといういみです。
この日は3時間半ほどの充電でフルになりました。
フル充電完了時の動画です(ほぼ無音です)。
「FUL」➡「13.5」➡「2A」➡「0.0」とパネルの表示が切り替わってますが、それぞれ
「FUL」:フル充電完了
「13.5」:電圧が13.5V
「2A」からすぐに「0.0」となりますので、流れてる電流は0という意味です。
この動画で充電終了後、繋ぎっぱなしでも過充電の心配がないというのが分かりますね。
まとめ
私は2〜3週間くらい車に乗らないことが結構あるので、以前はよくバッテリー上がりをおこしてました。バッテリー充電器を持ってなかった頃はガレージでアイドリングを1時間くらいしたり、無駄に近所を走ったりしてましたが、BAL充電器を買ったことによってそんな煩わしさはなくなりました。
週末しか乗らないという方のメンテナンスや、バッテリー上がりの保険的意味合いでも一家に一台備えておくことを私はおすすめします。