Japan Triathlonアンケート:Vol.1考察

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先日ツイッターを眺めていましたらJTU(日本トライアスロン連合)が上のようなツイーをしていました。少し興味を持ったので考察してみます。

トライアスロンをはじめたきっかけ

1位:マラソン・ランニングの延長


マラソン・ランニングの延長で始めた人が16.7%で一番多いんですね。かく言う私もトライアスロンを始めた時はロードバイクにも乗ってましたが、マラソンの延長という思考が一番大きかったですね。

いきなり3種目のトライアスロンを始める前にやはり1種目でもやった経験がある方がとっかりにはいいと思います。水泳の延長が10.0%で4位、サイクリングの延長が7.1%で7位ですか・・・。このへんは中学や高校での競技経験も少しは関係してるのかもしれませんね。

ちなみに・・・なんですが、令和元年度(公財)全国高等学校体育連盟 加盟・登録状況を見てみますと

陸上競技
男子:4,237校/66,868人
女子:3,854校/38,960人

水泳(競泳)
男子:2,122校/21,131人
女子:1,893校/12,737人

自転車競技
男子:249校/1,822人
女子:87校/173人


陸上競技全般ですからこの実数全てにマラソンが当て嵌まるわけではありませんが、陸上競技が競技人口もやはり多いです。水泳のおよそ3倍、自転車競技と比べるとヒトケタ違いますね。

2位:自己挑戦のため


2位は16.4%で自己挑戦のため。ふーむ・・・この概念は私にはまったくありませんでした。トライアスロンを始めた時はあくまでもマラソンが最優先。ロードバイクにも乗ってたので、あと水泳をやればトライアスロン出来るなぁくらいの感覚でした。

今となっては、はじめたきっかけというよりも続けてる理由が自己挑戦のためになってますね。

3位:他者からの影響


他者からの影響が16.3%で3位。これは私も多分にありますね。ブログをやってる友人がトライアスロンをやってて・・・その友人というのがものすごく影響力のある人だったので知らず識らずのうちに感化されていったフシはあります。

トライアスロンをはじめるにあたり影響を受けた人

1位:友人、3位:トライアスリート


41.7%で友人が1位、6.8%でトライアスリートが3位。私もそうでしたが、やはり友人には影響を受けますね。その友人がトライアスリートなら尚更だと思います。

4位以下も職場の同僚、家族、コーチ、芸能人と続きますが、身近な人が多いんだなという印象です。

私の場合、友人の影響と言ってもネット上での友人がたった1人いただけで、現実社会にはトライアスロンをやってる人を見たことがありませんでした。今でもトライアスロン関連のイベントや大会にでも出向かない限りトライアスリートと出会うなんてことは皆無です。

なので初心者の頃は分からないことだらけだったし、練習の仕方もネットなどで検索しながら手探りでやってましたね。リアル社会にトライアスリートの友人がいると心強いでしょう。

2位:影響をうけた人はいない


パーセンテージは記載されてませんが、これが2位とは驚きです。誰の影響も受けずにトライアスロンを始められるものなんでしょうか?私には考えられないです。

そんな人でないとレース中の孤独で苦しい時間を耐えられないのかもしれませんね。フィジカルだけでなくメンタルも鉄人なのかもしれません。

1週間に何日練習してますか?

意外と練習日数は少ない印象


1位が22.4%で3日。2位は18.6%で4日。3位が17.7%で2日。

この結果は意外ですね。トライアスリートは鉄人のイメージがありますから、毎日毎日ひたむきに練習してると思ってたんですが、そうでもないみたいです。

3日以下がほぼ半数を占めてますから、これからトライアスロンを始めようという方や初心者の方にとっては、「こんなもんでもいいんだ」と心強い後押しになるでしょう。

毎日練習したら上位を狙える?


1週間に7日練習してる人はわずかに5.5%しかいません。誤解を恐れずに書きますと、トライアスロンはやったもん勝ち的なところがありますから、練習の総量が競技結果に物を言う部分は大きいです。

仮りに練習量=競技結果だと考えますと、上位5.5%だと規模の小さな大会では年代別で表彰台に乗ることが出来ますね。

私のこのサイト名は「継続こそが力なり」ですが、私は毎日練習しています。そんな生活を3年も続けていれば年代別で表彰されるくらいまでには成りました。なので、練習の量や質は問わずとも、とりあえず「毎日練習する」ってことだけで上位を狙える所までいけるかもしれません。

1日にどれくらいの時間を練習していますか?

約半数が1〜2時間


1〜2時間が47.2%で1位、1時間以下が30.7%で2位、2〜3時間が14.9%で3位。
約半数が1〜2時間の練習量で、3時間以下の練習量が92.8%と9割以上を占めてます。

まぁ妥当な数字だなと思います。私は1日朝夜の2部練で1日トータルの練習量が2〜3時間に落ち着くことが多いですね。休日にロングライドなんかに出かけると練習時間が跳ね上がりますが、練習の質的には大したことないですね。

少数とは言え、3〜4時間が4.5%、4〜5時間が0.9%。そして5時間以上という猛者が1.8%もいるのは驚きです。おそらく休日の練習量だとは思うんですが、それにしても凄いですね。私には真似できないです。

KONA出場者の練習量


MAKES KONA CHALLENGEというサイトにKONAへ行く人の1週間の平均練習が載ってました。

トレーニング時間: 週18~30時間
スイム:約11㎞
バイク:約360㎞
ラン:約77㎞

MAKES KONA CHALLENGE ゼロから分かるKONA(IRONMAN) https://kona-challenge.com/zerointro.html


驚愕でしかありません。これで平均ですからね。上位を狙う人はどれだけの練習をしてるんでしょうか?やはりKONAは研鑽の日々を積み重ねた者だけが集う場所なんでしょうね。

まとめ


どうなんでしょうね?初心者の方にとっては意外とこんな少ない練習量でも大丈夫なんだと胸を撫で下ろした方もいるんじゃないでしょうか?

逆にKONAなどで上位を目指す人はこんなにも練習しなきゃいけないのかと愕然とした人もいるかと思います。

一口にトライアスロンと言っても距離体系は様々。スプリントとロングでは全くの別競技とも言えますので、練習頻度や練習時間も軸足をどこに置くかで変わってくるでしょう。

このアンケートでトライアスロンの全てを物語ることは出来ませんが、前述しましたように私の周りにトライアスロンをやってる人は一人もいませんので、なんとなく全体像が見えたというかトライアスロンがさらに身近に感じたアンケート結果でした。


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トライアスロン
継続こそが力なり
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