長良川ミドル102秋レースレポ:フィニッシュまで

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前回の続きです。

バイク編

トランジを出てバイクコースへ。
下見の時に狭いなと思ったコースが実際に走ってみるとそんなに狭く感じない。路面が悪い所があるとも聞いてたけどそんなこともない。遊水地のような爆走出来るようなコースではないけど、十分走りやすいコースだと思った。

が、走り出してすぐにスピード出てないし、パワーも思ったより出てない。風は感じないけど、感じないほどの微風が吹いてるんだろうか?それとも上流に向かって走ってるのでわずかながら登ってる?

1周目の折り返しを過ぎるとパワーは出てないもののスピードは上がった。あ、やっぱ風があるんだな?

長良川ミドルのバイクコースは公称80kmですが実際は83kmあります。83kmというと時速36kmで2時間18分20秒、時速37kmで2時間14分35秒、時速38kmで2時間11分03秒。

38km/hは実力的に厳しい。でも37km/hならなんとかなるんじゃないか?風もないし・・・とか思いながら走ってましたが・・・

序盤に滝さんをパス。滝さんスイム速かったんだなぁ。追い抜きざまに盛大に応援したら倍以上の応援をされた笑。この明るいキャラ、ホント貴重だわ。

何周回目か?ジャッカルさんに抜かれる。抜かれる際に「ジャッカルさーん、がんばれー!」と叫ぶと振り向いて親指を立てるサムズアップ。調子良さそうだな。

そしてコーヤマさん、確か4周目あたりでその存在に気づいたと思う。トランジの手前1kmくらい?の地点ですれ違う。そこに鉄塔が建ってたので、その鉄塔を目印にどれだけ離されているかを確認するのを楽しみにして毎周周回してた。

ってかコーヤマさんとはほぼ同時にスイムアップしてるのにT1速かったんだな(いやワシが遅すぎるんだろw)もうこんなにも差をつけられたのか・・・。

1周回ってきて鉄塔が見えた。そろそろコーヤマさん来るかな?と思ってたら来ない。なんでや?そんなに離されたか?と思ったら鉄塔は4本あった。たぶん目印にしたのは3本目の鉄塔。そしてそのあたりですれ違った。

ふーむ、そんなに離されてないな。自分もパワー出てないけどコーヤマさんもパワー出てないのかな?コーヤマさんが万全の調子なら250Wくらいで回してるはず・・・。

次の周もその次の周も今か今かとコーヤマさんが来るのを待ちながら走る。頭を上げて前方確認しながら走ってるのでハッキリ首が痛い。空力も悪い。そんなことしてないで走りに集中しろよとか思いながらもやっぱり鉄塔が見えると気になってしまう。

コーヤマさん、どこ見てんねん?ってくらい視線が低い。路面しか見てないんじゃね?ロードバイクだけどしっかりとTTポジション取れてて綺麗な走りだった。確か8周回くらいまではすれ違えてたけどそれ以降は引き離されて対面区間ですれ違うことはありませんでした。

最終周回、再び滝さんをパス。またまた盛大に応援してもらう。

6月の五島以降2時間もバイクに乗ったことないのであちこち体中が痛くなったけど、まぁまぁ満足感がある状態でフィニッシュ。あー、疲れたよー。

公式記録
2時間16分24秒:33位/214人中でした。

ラップタイム
17分06秒→17分18秒→17分16秒→17分02秒→16分46秒→16分56秒→16分58秒→17分02秒
意外なことに前半より後半の方がタイムは良かった。後半タレることなくフィニッシュするなんて自分としてはとても珍しい。

それもそのはず・・・

平均パワーは202Wしか出てませんでした笑。
そりゃこんだけ低いパワーならタレずに走れるわな。
平均スピードも36.4km/hとガックリ・・・。

うーん、もうちょっと走れると思ってたんだけどなぁ・・・こんなもんかぁ・・・。
ちょっと距離は短いけど同じミドルの彩の国の時が225Wで38.2km/hだったので、パワーで20W低く、時速で2km/hくらい今回のほうが遅い。

5km毎のラップタイムを見てみると往路と復路のタイムに約20〜30秒の開きがあります。奇数が往路で向かい風、偶数が復路で追い風だったんですかね?距離が合ってないので徐々に往路と復路の差はなくなってますが・・・。

まぁでもレース中はわりといい感じで走れたなと思ってたので意気揚々とトランジに戻ってきたんですが・・・。


T2

T2の公式記録は2分51秒

T1ほどではないけどやっぱり遅い。次回は2分切りを目指そう。

トランジを出てランコースに向かおうとすると前に選手がいて、その人がマーシャルに誘導されてたので付いていったらトランジの外に出てしまいました。

あれ?全然ちがうやん、コースあっちやん、とか思いながら引き返す。前にいたのはアクアスロンの人だったのかな?それともDNFした人だったのかな?分かりませんが、それがなければ2分30秒切りは出来てたと思います。



ラン編

さてお待たせしました。毎度おなじみの撃沈劇場の時間です。

今年はトライアスロンの3戦含め全6戦全てのレースで後半大失速をかましました。今回は同じ轍は踏まないように・・・前半は余裕を持って入る。具体的な数値でいうとキロ4分45秒くらいで心拍は160bpm以下。

心拍が150台のうちは絶対に失速しない。後半ドリフトで160に突入するかもだけど、前半の10kmは160以内に抑えると固く心に誓って走り出しましたが・・・。

1周目でコーヤマさんとすれ違う。エールを送る。こっちはキロ4分45秒だし心拍も155bpmほどなので余裕あり。

2周目、とある選手を抜いたら「あぁ、どうも」と声をかけられ、振り返るとチャンプ石田さんでした。「どうしたんですか?何かあったんですか?」と聞いたら「心拍170以上になっちゃいました〜。これじゃもたないのでクールダウンしてます〜」とのこと。

やっぱ佐渡Aから中3週はチャンプでもキツかったみたいで・・・。まぁその後すぐにクールダウンを終えて抜き返されましたけどね。

そしてコーヤマさんとすれ違う。あれ?2周走るんだ、足大丈夫なんかな?ここでもエールを送る。

折り返し手前でジャッカルさんに抜かれるも、折り返してすぐのエイドでジャッカルさんが水浴びしてたので抜き返す。でも水浴びを終えたジャッカルさんにあっという間に抜き返される。

このあたりまではまずまず順調に進んでたのに、ここから下腹部の筋肉が猛烈に痛くなる。腹直筋の下のあたり。ずるずると落ちるラップタイム。キロ5分をオーバーしてしまった。

3周目、やっぱりコーヤマさんとすれ違う。え?15km走んの?大丈夫かよ?と思うも、人の心配をしてる場合ではなく自分の状態がかなりやばく、ついには歩き出してしまった。加えて猛烈に暑いし喉が渇く。2.5km毎のエイドで毎回水をがぶ飲みして水浴びもした。

ランパート時の気温は27℃。酷暑ではありませんが所謂夏日の気温は超えています。14時の時点では30℃まで上がりましたが、真夏のあの暑さを知ってるだけに涼しいと感じてしまい、バイク時にあまり給水しなかったのも無性に喉が渇いた原因かも・・・。

4周目、もう歩いてるのもツライくらい腹筋が痛いのでラップはキロ7分にまで落ちてしまう。そしてコーヤマさんとまたすれ違う。マジかー!?完走すんのかよ?てっきり10kmほどでDNFだと思ってたのに・・・。
もうこの時は自分に元気がなくエールを送れなかった。

歩いては走り歩いては走りを20〜30回くらい繰り返し、最後の1kmだけ少し頑張ってゴール。またしても後半に大失速するという撃沈劇場を繰り広げてしまった。

公式記録は1時間51分51秒で88位/214人中

周回記録は23分35秒→24分52秒→29分21秒→34分03秒
絵に描いたような綺麗なビルドダウンだったとさ。

あー、それでもサブフォーペースでは走れてたんだぁ・・・。

後半歩き倒してるのがデータでも読み取れますね。歩いてるので心拍も落ちてるし・・・。



レース後

コーヤマさんが写真を撮ってくれてました。ありがとうございます。

いやぁキツかったです。練習不足が如実に結果として現れました。ただ、出し切ったレースだとレース後に食事なんてとても出来ないんですが、今回は選手に振る舞われたカレーを食べることが出来た。このカレーが美味かったのなんのって・・・。筋肉疲労はありましたが内臓疲労はなかったみたい。

レース後はコーヤマさん、チャンプ石田さん、写真にはありませんがジャッカルさんとレース談義。こういう時間がなにげに楽しい。練習会なんて行ったことないし、ズイフトもやらないし、普段一人で練習してるので仲間たちと話し合えたのは超貴重な時間でした。

総括

長良川ミドル、良かったです。リピ確定。今年の春もエントリーしてたんですが、出張の仕事が入ってしまったためDNS。来年は春も出てみたいですね。春はレベル高そうですけど・・・。

前述した通り、長良川の水は綺麗だったし、スイムコースはとても泳ぎやすかった。
バイクコースも戦前は走りにくそうだなと思ってたんですけど、実際に走ってみるとそんなことはなく、快適に走れる部類に入るコースだと思います。
ランもド平坦で走りやすい。
トランジが広くて開放感がある。
運営がほのぼのしててアットホームな雰囲気。NCSのポイントレースなのにギスギスした感じが全くない。

赤穂、彩の国と並んでトップスリーに入るくらいいい大会でした。岐阜くらいなら群馬からでもそう遠くはないし、手軽に遠征出来るのもいいですね。

とにかく、また出たいと思える大会でした。ただ今度出る時は今回のような無様な醜態を晒さないよう、しっかり練習して臨みたいと思います。


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2024年レポ

コメント

  1. アツメシ より:

    もう完全に病気からは回復されたのですね。記事を読んでいると余裕があるのが分かります。ポジくんのポジはポジティブのポジだって事なのでした。今回も素晴らしい記録なのに本人はそうでもないらしい、まだまだ上を目指して頑張ってください私はホルモン注射のおかげで回復基調ですが練習不足で先が見えません。でもポジ君の記事を読んで励みになりました。ありがとうございました

    • ポジ ポジ より:

      アツメシ様

      完全回復はしてます。が、やはり5年前と比べるとまだまだ完全復調には程遠いです。この冬はかなりしっかりとしたテーマを持って練習に取り組まなきゃいつまで経っても往時の走りを取り戻すのは無理だなと感じています。
      アツメシさんもまだまだ大病からの回復過程ですね。大変だと思いますが体の声をしっかり聞いてくださいね。
      焦ってるような感じではないのでそこは安心していますが・・・。