果たせなかった100周回

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五島のバイクコースを100周するという誓い


今年(2020年)の五島長崎国際トライアスロンのレース当日までに、バイクコースをヴァーチャルで100周する、という誓いを自分自身に立てていました。私のバイク練習はその殆どがインドアローラーなので、YouTubeの車載画像を来る日も来る日も見ながらのローラー練習でした。

始めたきっかけは悔しさというか、レース本番で出しきれなかった後悔からです。去年(2019年)初めて五島に挑戦しましたが、もちろん初めてのコースですし、ミドルディスタンスも初めての距離でした。

事前予習を自分なりにはしていたとは言え、やはり分からないことだらけでしたし、レース前日にバイクコースを車で下見をした時には愕然としました。こんなにも坂だらけのコースだったのか・・・。

レース当日の私のバイクパート順位は5位。バイクパート上位2人が完走できずにリタイアしてますので、完走者中では3位という結果だけを見れば上々の出来と言えます。

ですが自分的には満足できず、もっと出来たはずという思いがあり、今年に向けて事前にやり残したことはない、と言い切れるほどこのコースを攻略しようと決めました。

毎回、ローラー練を終えた後にメモを残しました。左から日付け、周回数、経過時間です。ローラーから降りると、今日再生した分の経過時間を記入。次回はこの記入した時間の2分前から開始する、といった形で周回を重ねました。このメモは1枚目ですが、始めたのは7月上旬頃ですね。

この頃は五島レース後の体調不良に苦しんでいた時期でした。五島のバイクコースを1周するのにYouTubeの動画で4時間弱かかります。来年のレースまで300日以上ありましたので、単純に1日に1時間ちょい動画を見ながらローラー回さなければいけません。これは簡単そうに見えて実際とても難しかったです。

69周で幕を閉じる


そんなローラー練習も4月3日、五島の大会中止が発表されたことによって終止符を打つことになりました。この日までに重ねた周回は69周。100周まであと31周届きませんでした。


記入したメモ用紙は15枚。69周×4時間でヴァーチャルではありますが、五島のバイクコース上に滞在した時間はおよそ270時間ほどでしょうか。まぁ自分でもよくやったなとは思います。けどやっぱり100周したかった。

来年に向けて


ただ、この経験は来年に向けて大きな財産となるでしょう。ヴァーチャルながらも69周走ったことで、ほぼこのコースプロフィールは把握できました。そして、1日1時間程度のローラー練がどれほど難しいかということも知りました。毎日欠かさず1時間というのはほぼ不可能です。少なくとも私には無理でした。毎日1時間半乗るくらいの気持ちでやって、ちょうど平均でならすと1日1時間程度になるんじゃないでしょうか。

大会中止は残念ですが、この経験は来年に向けて絶対に活きるはず。いや活かさなければ。来年の大会日程が発表されれば、また100周チャレンジをやってみたいと思ってます。ただ、今は9ヶ月もこの動画を見ながらのローラー練だったので、気持ち的には飽き飽きです(笑)。しばらくはプライムビデオなどを見ながらの練習で気持ちをリフレッシュ。日程が決まればまた心を据えて頑張りたいですね。

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