私にとって2014〜2016年の3年間は黒歴史。体調不良や故障を繰り返し満足な練習も出来ず、初トライアスロンが自己ベストのまま、以降はレースに出るたびに記録を落としていました。
そんな私が「毎日練習する」と決めて実行し始めたのは2017年1月1日。その日から約600日後の2018年8月の手賀沼トライアスロンで大きな成功体験をしました。毎日継続することの大切さを実感した日、そんな手賀沼での成功体験を綴ります。
憧れだったKさん
私がまだトライアスロンのスタンダードディスタンスで2時間40分〜50分台だった頃、密かに憧れていた人がいました。その人の名はKさん。Kさんはスイムはそれほどではないものの、バイクは速くランもサブスリー。スタンダードディスタンスでは2時間20分台で完走していました。
当時の私よりフィニッシュタイムが20〜30分速いわけですから、憧れて当然ですよね。そんなKさんはトライアスロンを始めた頃から手賀沼トライアスロンに参加しており、2015年の大会では2時間20分切り、40代で3位以内を目標に掲げ出場しました。
当時、毎日Kさんのブログを読んでご本人よりも私のほうがドキドキしてたのを今でも覚えています。結果はKさん自身の自己ベストを更新したにも関わらず、2時間24分台でのフィニッシュで40歳代7位で目標には届かず・・・。
ブログで結果を見たとき、一ファンとして残念という気持ちもありましたが、Kさんほどの人でも2時間20分を切れないなんて・・・なんて凄い世界なんだと思ったのを覚えています。
その後のKさん
手賀沼トライアスロンは8月開催でしたが、その翌月の9月にKさんは自転車の事故で手術をするほどの大怪我を負ってしまいました。長く苦しいリハビリに耐え、復帰戦となったのは翌2016年の手賀沼トライアスロン。
結果は2時間27分でのフィニッシュ。自己ベストには及びませんでしたが、11ヶ月もの長い期間、治療とリハビリ、トレーニングをして臨んだ復帰戦としては上々の出来で、ブログの文章から垣間見る限り、Kさん自身も結果には満足な様子でした。
翌2017年の5月、Kさんはこの年も手賀沼にエントリーをしましたが、この頃からぷっつりとブログの更新が途絶えてしまいました。どうしたんだろう?何かあったんだろうか?と心配でしたが、Kさんは8月の手賀沼には出場していました。
結果は2時間40分台でのフィニッシュ。Kさんの実力からすれば精彩を欠くどころの結果ではありません。リザルトのラップタイムも見てみましたが、練習が出来ていなかったことは明らかでした。
Kさんの身に何があったのかは知る由もありませんでしたが、その後もブログは更新されませんでしたし、私の中でKさんの存在は薄まっていきました。
手賀沼トライアスロン2018
そして迎えた2018年の手賀沼トライアスロン。私はこの年最大のターゲットレースだった榛名湖トライアスロンが台風で中止になったため、この手賀沼をこの年の集大成として臨みました。
もちろんKさんも出場していました。ブログは更新されてませんし、昨年の結果が芳しくなかったので、どうなんだろうなぁと気にはなっていたんですが・・・。
Kさんは2時間19分台、なんと自己ベストを4分以上も更新してのフィニッシュとなりました。3年前の強かった頃のKさんでも届かなかった2時間20分切りを達成し、怪我も乗り越え、完全復活を果たしたのです。
私が憧れていた3年前よりさらに強く速くなって戻ってきたKさん・・・
ですが、Kさんがゴールする5秒前に私はすでにゴールしていたのです。
継続こそが力なり
3年前に憧れていたKさんが、当時よりさらに4分も速くなって帰ってきたのに、その5秒前でフィニッシュすることが出来た私・・・。
この日は「毎日練習する」と決めた2017年1月1日から約600日が経過していました。石の上にも三年という諺がありますが、3年もかかりませんでした。1年8ヶ月でしたね。
継続こそが力なり
毎日続けていれば自分が思ってた以上に遠くに行くことが出来ましたし、憧れだった人をいつの間にか上回ることさえ出来ました。当時は凄い世界だと思っていた2時間20分切りの領域にさえ入ることも出来たのです。
「小さなことを積み重ねるのがとんでもない所へ行くただ一つの道」
私の座右の銘とも言えるイチロー元選手の言葉です。この言葉の意味を実感できたのがこの年の手賀沼トライアスロンでした。
この成功体験が今でも心の拠り所になっています。毎日続けること、続けていれば思い描いた以上の場所へ辿り着けること、この経験があるからこそ今でも毎日練習してますし、このサイトのタイトルも「継続こそが力なり」なのです。



