タンパク質、糖質、脂質、エネルギー利用、サプリメント、筋肉の修復、疲労回復など、トレーニングを支える栄養とリカバリーを科学的に考えます。特に中高年・マスターズアスリートが「鍛えるだけでは強くならない」理由を、栄養と回復の視点から読み解きます。
栄養・リカバリー 減らしたのは脂肪か、それとも未来の健康か?──体重計の向こう側にあるもの
毎朝、あるいはトレーニングを終えて体重計に乗る瞬間、多くの人がその数字の増減に一喜一憂します。前日よりも1キログラム減っていればダイエットが順調に進んでいると胸をなで下ろし、逆に増えていれば昨晩の夕食の炭水化物が多すぎたのではないかと焦りを...
栄養・リカバリー 25gの先に何がある?──100gのタンパク質摂取で見えてきた「1食の量」の新しい景色
トレーニングや健康管理に励む人々の間で、長年にわたり「タンパク質は1度に25g〜30g程度までしか利用できない」「それを超えて摂取した分は無駄になる」という説明が広く親しまれてきました。プロテインパウダーのパッケージやフィットネス系の解説で...
栄養・リカバリー 鍛えるだけでは身体は強くならない──糖質不足が乱す身体の修復システム
高負荷なトレーニングを重ねる持久系アスリートにとって、炭水化物(糖質)は単なる「運動中のエネルギー源(ガソリン)」として捉えられがちです。しかし近年、運動生理学やスポーツ栄養学の分野では、糖質の利用可能性がインスリン応答や細胞内エネルギー状...
栄養・リカバリー BCAAの黄金比(2:1:1)は最適? ロイシントリガー理論から考える中高年・マスターズの栄養戦略
はじめに:56歳アスリートが感じたサプリメントの違和感【この記事の結論】加齢によって同化抵抗性が生じる中高年やマスターズアスリートにおいては、「2:1:1という従来の比率」に囚われるよりも、「1回あたりのロイシン絶対量(目安2.5g〜3.5...
栄養・リカバリー 「ヘプシジン」と鉄の真実 ~夏本番を迎える前に、持久系アスリートが知っておきたいこと~
📌 この記事の要点(忙しい方はここだけ読めばOK!)ハードな練習をした直後(3〜6時間後)は、体内の「ヘプシジン」というホルモンが急増し、鉄分の吸収シャッターを完全に閉ざしてしまいます。つまり、練習直後にいくらレバーを食べたり鉄サプリを飲ん...
