運動生理学

VO₂max、乳酸、LT1、VT1、FatMax、心拍数、酸素利用など、運動中に身体で起こる生理学的な変化を読み解きます。トレーニングによって持久力がどのように変化するのか、運動生理学の視点から考えます。

運動生理学

たった1回の運動でも体は変わる?──細胞が始める「適応」の仕組みをMoTrPAC研究から解説

運動すると、身体の中では何が起きているのでしょうか。筋肉が動き、心拍数が上がり、汗をかく。私たちが感じられる変化は、ほんの一部にすぎません。実は、たった1回の運動でも、体内では遺伝子の働き方が変化し、タンパク質や代謝物が動き、筋肉・脂肪組織...
運動生理学

だれでも同じ練習をすれば、同じように適応するわけではない

同じ練習をしているのに、なぜか伸びる人と伸びない人がいる。同じ距離を走り、同じ時間をかけ、同じような強度でトレーニングしている。それなのに、ある人はVO₂maxが大きく向上し、別の人はほとんど変わらない。そうした現象を見ると、「これは遺伝の...
運動生理学

水分も糖質も足りている。それでも脚が終わる理由──暑熱下で失われる「筋肉の戻る力」

補給は完璧だった・・・ボトルには電解質をしっかり溶かし込んだ。30分ごとに計画通り補給ジェルも摂った。ハンガーノックの兆候もない。それなのに、夏のレース後半やロングライドの終盤、まるで脚が「売り切れ」を起こしたかのように重くなり、どれだけペ...
運動生理学

カフェインはなぜレースで「効く」のか?──持久系アスリートが知っておきたい運動生理学と実践的な使い方

レースの後半、脚が重くなり、粘りどころを迎える局面。補給ジェルと一緒にカフェイン入りのサプリメントを流し込む——。私自身、長時間のレースやトレーニングにおいて、カフェイン入りの補給食を活用することがあります。ですが、そもそもなぜ、私たちはレ...