
エントリー
私がエントリーしたのは1月9日。すでにエントリー開始から3ヶ月が経過、締め切りまで3週間しか残されてない時期にも関わらず、すんなりエントリーすることが出来ました。
クリック合戦など数分で締め切られる人気大会と違って、やはり記録が出ないコースだからだろうか、エントリー難民にならずに済みました。
宿泊
出来れば加賀温泉郷のいずれかの温泉地に宿泊したかったんですが、1人での宿泊となると敷居が高く感じられました。また、会場までのアクセスにも不安がありました。
「温泉バス」という各共同浴場行きの巡回バスなるものがあると知ったのは、参加要項の冊子を見た時だったんですが、エントリー開始時にWEBサイトにはこの温泉バスの記載があったんでしょうか?私が気づいてなかっただけかも知れなませんが、このような会場までアクセスできるバスがあると知っていたのなら、温泉地に宿泊しやすかったかもしれません。
結局、加賀温泉駅からのシャトルバスという安全策を取り、宿泊地は小松駅前のビジネスホテルにしました。
前日受付
加賀温泉駅着は12時13分。駅の改札を抜けると「マラソン参加者の方ですか?」と声をかけてくれるスタッフの女性。丁寧な対応は実に気持ちがいい。駅前のロータリーが発着場所とあって迷うことなく乗車できました。
駅から会場までのシャトルバス乗車時間はたったの7分。所要時間は15分と記載されていたので、これは嬉しい誤算でした。

会場に着いても動線はスムーズ。何のストレスもなく受付けでゼッケンを受け取り、参加賞も頂くことが出来ました。ただ、私はシャトルバスでしたが、自家用車で受付に来る人にとっては少々の渋滞もあり、若干のストレスを感じるかもしれません。

野尻あずささんもゲストとして参加した増田明美さんのトークショーは楽しめました。このような前日イベントがあるのは参加者にとって嬉しいものですよね。特に私のような1人での参加ですと暇を持て余しますし・・・・
帰りのバスもスムーズ。雨が降っていたので駅前のロータリーまで運行してくれるのは、濡れずに済むのでとてもありがたかったです。
参加賞は3種類の中から選べました。大体Tシャツが多い中でこうやって選べるのはありがたいです。私がチョイスしたのはアームカバー。アームカバーは持参してましたが、レース当日は雨予報。参加賞でもらったアームカバーのほうが撥水を期待できそうだったので本番でも使用しました。
大会当日
スタートまで

加賀温泉駅着は7時40分。一番混雑すると思われる時間帯でしたが、混雑もなく列に並ぶこともなく、シャトルバスに乗車することが出来ました。雨が降ってましたが、屋根のある駅前のロータリーが発着所なので濡れることなくバスに乗り込むことが出来ました。

会場着は7時48分、シャトルバスの乗車時間は8分。会場についても混雑することなく動線はスムーズ。人影まばらですが、みんな屋根のある場所にいるんでしょう。

案の定、スポーツセンター内はごった返し。ここに限らずどの大会でも雨になるとこんなもんなので気にはなりませんでしたが・・・。
8時30分までセンター内で雨宿りをした後、手荷物預かりへ。ここも混雑することなくスムーズ。最後のトイレに行ったが小便はガラガラ。大便は結構並んでいましたけど・・・。

スタート地点へ移動。
厳格にブロック分けされており、ブロックの入り口にはスタッフが配置されナンバーカードをチェックされます。これなら横入りや虚偽スタートをすることが防げるのでいいことだと思います。
ここまで全くストレスなし。レースが始まるまでにストレスがあるとそれだけで疲れてしまう。運営がしっかりしているおかげでレースに集中することが出来ました。
コース&エイドステーション
スタートして競技場を4分の3周。競技場の出口だけは止まりそうになるくらい混み合いましたが、それ以外は自分のペースで走れます。
競技場を出ると、しばらくは田んぼの中やちょっとした林の中を通るルート。細かなアップダウンがあります。
中央公園から敷地東の交差点を右折するまでの下り坂。ゲストランナーの野尻あずささんが、あり得ないスピードで抜き去っていきました。あの下り坂をあのスピードで・・・流石です。

大聖寺高、久藤病院周辺の幾分応援が多いポイントを通過して、第6エイドは国道8号線の手前。
スポドリ、水、チョコ、バナナ、飴、プチトマト、キャラメル、オレンジ、マシュマロ
チョコの入ったマシュマロがとても美味しかった。
イオンを左手に見ながら右斜めに曲がると少々寂しい道になりますが、それも少しだけで再び片側一車線の見通しのいい直線道路。
そしてここからがこのコースのハイライトの1つと言えるでしょう。常盤の信号を左折すると景色がガラリと変わります。温泉情緒に溢れた町並みを真っ直ぐ服部神社まで続く道はコース上で一番走っていて楽しかった。こんなコースを走らせてくれるなんて・・・。
ここをエイドにするのは最高の演出だと思いました。またここはハーフ地点でもあります。距離合わせが大変だったのではないだろうか?こんな素晴らしいロケーションをエイド&ハーフポイントにするなんて、コースディレクターには最大級の賛辞を贈りたいですね。

テンションが上っていたので増田明美さんと写真を撮らせてもらいました。

来た道を戻り、また情緒あふれる温泉街を抜けて次は山中温泉へと向かう。
温泉たまご」等の看板が見られる別所温泉を過ぎたあたりが第8エイド。
スポドリ、水、塩、オレンジ、レモン、おにぎり、干し梅、コーヒーマシュマロ、飴、チョコ
コーヒーマシュマロが美味しかった。
第8エイドから先は、「加賀ていねい」なおもてなしの本領発揮区間。2km以内にエイドがあり、他の大会では類を見ないその多さにびっくりします。ここまでも十分に楽しませてもらいましたが、この先は何があるのか、ワクワクしながら走ってました。

さらに緩やかな上り坂を走り続けると山中温泉の菊の湯で折り返し。
こんな所も走らせてもらえるなんて・・・。感激でしかないです。
山代温泉もそうでしたが、このような観光スポットを走れるなんて気持ちが高揚するし疲れも吹き飛びます。走ってて本当に楽しい。コースディレクターには本当に感謝です。
ここをエイドにしたのもニクイ演出ですが、エイドの内容も良かった。つばき寿司・・・椿の葉の上に盛られたお寿司ですが、ネタは鯖と鮭の2種類。エイドで寿司が出るなんて驚きましたが、初めて食べてみてとても美味しかったです。
また、温泉地ということもあり温泉饅頭があったのもありがたかった。しょっぱいものと甘いものが同時に摂取できて、エイドとしては最高級の体を成している。
心も胃袋も満たされ、爽快な気分。また折り返した後は下り基調なこともあって、快調に脚が動いてましたが、それも長くは続かず・・・

坂を登りきると下り坂。山中小を通過し、山中中の前あたりが第11エイド。
スポドリ、水、飴、羊羹、クロワッサン、かまぼこ、いちご、オレンジ
ここのエイドも充実してます。地元産でしょうか?かまぼこが美味しくて2切れ食べました。

第12エイド。
スポドリ、水、ベビーカステラ、チョコ、飴、コーラ、いちご、グレープフルーツ
30kmを過ぎて疲れが出始める頃に満を持して?出現したコーラ。コーラは効く。なぜかフルマラソンの後半になると無性にコーラが飲みたくなります。ただコーラを置いてる大会は意外と少ないですよね。終盤にきてのコーラは私にとって力水となりました。
しかしこの長谷田北の交差点、ファミマの辺りまでの下りはキツかった・・・。フルマラソンの終盤ともなると上りよりも下りのほうが着地衝撃に脚が堪えられず、ずっとキツくなる。この坂で一気に脚が削られた感がありました。

ここからまた登りが続き2つのトンネルを超えていく。微妙なアップダウンを超えて右折すると折り返し。

第14エイド。
スポドリ、水、プチトマト、グレープフルーツ、バナナ、飴、お菓子

第16エイドはスポドリ、水、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、饅頭
このK142号を左折してから16エイドまでの区間は、ほぼ平坦、若干の下り基調とあってとても走りやすかった。最後の中央公園までの坂道に備えての温存区間とも言えるでしょうか。
そして、国道305号線に接続。なんか見たことある景色だな?と思いながら走ってると、久藤病院が目の前に見える。おお、ここは往路でたしかに走った道。そして沿道の応援が多い区間。ゴールまではあと3km少々、俄然力が湧いてきました。

第17エイドは高架下。
スポドリ、水、塩、バナナ
微妙なアップダウンがあるこの区間。ここを過ぎると敷地東の交差点を左折して、ラスボス第1弾、中央公園まで続く上り坂へ

坂を上りきって最終18エイドは中央公園入り口の交差点。
スポドリ、水

ラスボス第2弾の競技場までの坂を登りきって競技場内へ
ゴールタイムは4時間36分44秒
申告タイムは4時間30分でしたが、前半ハーフが2時間15分と若干速かったため、後半はのんびりしていたら申告タイムを超過してしまった・・・。コース後半の方が、エイドが充実してたこともあり、寄り道しすぎたのも時間がかかった要因。
レース後

走り終えて、記録証を貰いに行く動線もスムーズ。フィニッシュタイムが4時間30分前後となるとボリュームゾーンだと思うんですが、並ぶこともなく記録証を発行してもらえました。
そして記録証をクリアファイルに入れてもらえたのは良かった。この日は雨だったし、雨でなくてもバッグの中に入れて持ち帰ると、ヨレヨレになることがあるので・・・。この細やかな配慮がとてもいいです。

フィニッシャータオルも受け取り、振る舞い汁と炊き込みご飯に加賀棒茶。エイドでさんざん食べたけど、これくらいならまだ入る。美味しくいただきました。

手荷物預かりも待たされることなく受取ることが出来、この大会は本当にストレスというものを感じません。
唯一、会場からシャトルバス乗り場までは競技場の外周を回って行かなければいけないので、マラソン後ということもあり、脚がおぼつかない選手が多数。牛歩なみにしか歩くことが出来ず、目の前で1本前のシャトルバスが発車してしまったことだけがストレスだったか・・・(大会運営にはまったく関係ありませんが)

ホテルに帰着した後は、温泉宿に泊まれなかったせめてもの抵抗、バスタブに湯を張り、山代温泉の湯で疲れを癒やしました。
走り終えて・・・
走り終えて1週間が経過した今思うことは素晴らしい大会だったなぁということ。走っていてこんなにも楽しかった42.195kmは初めてでした。当日は雨だったにも関わらず運営はとてもスムーズだし、スタッフの数も多い。沿道からの素朴な応援も身に沁みた。先述したように大会から一週間が経った今でも興奮が冷めやらない。
最初から最後までストレスなく過ごせる大会は意外に少ないです。これまで自転車やトライアスロン、マラソンなど数多くの大会に出てきましたが、間違いなく今大会が一番楽しく走れた大会でした。
また出たいか?と問われれば「出たい!」と即答します。(ただし来年ではありませんが・・・)
コースはキツいです。坂道だらけでしたが、でもそれが逆にメリハリになってます。記録は絶対に出ないコースですが、それを補って余りある景観が随所に散りばめられているのです。
混雑する場面もなかったし、急な曲がり角もなく坂を除けば走りやすいコースだと思います。一部、コース幅が狭い区間もありましたが、参加人数が少ないこともあり、大都市マラソンのような混雑にはならないのでスムーズに走り抜けられます。
山代温泉と山中温泉の温泉街を抜けるルートは本当に走っていて楽しかった。片山津温泉は手前での折り返しとなりましたが、片山津の中心部まで走れるコースとなれば言うことなし、珠玉のコースになると思います。
そして、コースとともに今大会の魅力となっているのがエイドステーション。コース中盤からは全てのエイドが2km以内にあり、これでもかというくらいのおもてなしをしてくれる。これほどまでにエイドが充実している大会を私は見たことがありません。
この大会はまた走ってみたいと思いますが、ガチで走りたいとは思いません。ガチで走れば、むしろこの大会の魅力は半減するでしょう。それほどまでにエイドが素晴らしい。
ボランティアスタッフの数もこれまで見たことがないくらい多かった。コース上にあれだけのスタッフがいれば安心感がある。また手荷物預かり等で高校生たちが一生懸命頑張ってくれていました。このようなスタッフたちがいてくれてこそ、マラソン大会は運営されているのだと再認識させられました。
繰り返しになりますが、私がこれまで参加した中で過去最高の大会でした。全ての運営スタッフの皆様にも感謝の意を述べたいです。
来年・・・は少し難しいですが、いつか必ずまた参加したい大会ですね。
大会を終えて、家族や周囲の人たちに「加賀温泉郷」は最高だった、と吹きまくってます(笑)。マラソン大会は別にしても一度じっくりと片山津、山代、山中の温泉地を旅行で巡ってみたいと思いました。
日誌ブログの方でのレースレポは以下のとおりです
レース前
・加賀マラソン前日
レースレポ
・加賀温泉郷マラソン走ってきました
・レポ?加賀温泉郷マラソン
レース後
・ローラー回復走60分
・今回は内臓が疲労してない
















