ミトコンドリア

加齢・マスターズ

20歳の80%が、75歳では60%に?――加齢で低下する「筋肉の酸素を使う力」

「年齢とともにスタミナが落ちてきた」持久系スポーツを長年続けているアスリートであれば、誰もが一度は直面する現実です。かつてと同じトレーニングを積んでいるはずなのに、タイムが伸び悩む。あるいは、かつてのような追い込みがきかなくなる。こうした変...
運動生理学

練習しているのにVO2maxが落ちる理由──50代から衰えるのは心臓だけではなく、筋肉の「酸素を使う力」だった

・50代になって、昔より心拍数が上がらなくなった。・同じペースで走っているのに苦しい。・ロング走をしているのに、若い頃のように身体が動かない。・多くのアスリートは、ここでこう考える……「もう心臓が衰えたんだ」と。年齢を重ねるにつれて最大心拍...
身体・コンディショニング

試合前の練習は「キレ」と「代謝」のバランスがすべて:試合前調整を運動生理学から読み解く

📌 この記事の要点(忙しい方はここだけ読めばOK!)「ミトコンドリアの2週間寿命説」や「試合仕様への置き換え」といったロジカルに見えるストーリーの多くは、実は科学的事実と魅力的な「比喩」が混ざり合ったものです。人間の体はスイッチのように単純...
加齢・マスターズ

筋肉の老化は運動不足とは違う?──「動くこと」と「鍛えること」の分子レベルの違い

「筋肉の衰えは年齢のせいなのか、それとも単なる運動不足のせいなのか?」この長年の疑問に対し、学術誌『Nature Aging』に掲載された研究(2026年)が分子レベルでのデータを示しました。若年者と日常の活動量を揃えた高齢者を比較した結果...
運動生理学

たった1回の運動でも体は変わる?──細胞が始める「適応」の仕組みをMoTrPAC研究から解説

運動すると、身体の中では何が起きているのでしょうか。筋肉が動き、心拍数が上がり、汗をかく。私たちが感じられる変化は、ほんの一部にすぎません。実は、たった1回の運動でも、体内では遺伝子の働き方が変化し、タンパク質や代謝物が動き、筋肉・脂肪組織...